アステックペイント2:ピュアアクリル ECシリーズ,EC-5000PCM(IR)
街の外壁塗装やさんHPでは、お勧め商品をいろいろご紹介していますが、
さいたま伊奈店(株)リメイクラビット埼玉では、アステックペイント製品も取り扱っております。
アステックペイントの「ECシリーズ」とは
オーストラリア生まれのピュアアクリル樹脂塗料で
耐久性を備えた超弾性防水塗料です。
フッ素樹脂塗料と同等の高い耐候性も備えています。
オーストラリア生まれ?
日本は、冬乾燥、夏高温&高湿度です。インターネットでは、
「アステックペイントは、日本の気候には合わないんじゃないの?」と危惧されてもいますが、
経年劣化の最大の原因である紫外線が日本の3倍あるオーストラリアで生まれたペイントです。
オーストラリアは紫外線か強いだけではなく、高温多湿、砂漠、豪雪、塩害など世界でも類をみない厳しい自然環境の国なのです。
そのオーストラリアで長年でシェアNo.1を保っているのがアステックペイントです。
又、日本で販売しているピュアアクリル塗料EC-5000PCM(IR)は、日本に合わせ改良が加えられた製品です。前身となるピュアアクリル塗料から進化を遂げながら約20年に渡り使用されています。
ピュアアクリル塗料?
一般的に使っている樹脂別比較でいうとアクリル<ウレタン<シリコン<の順に耐久性があり、アクリル塗料が一番安価です。
「アクリルが名前に付くなんて、最も安価で耐久性が一番低いんじゃ?」と思われがちですが、
本来アクリルはとても耐久性のある素材で、
大きな水族館の水槽に使われたり飛行機の窓もアクリルを使用しています。
アステックペイントは独自の技術によって不純物を一切排除し超高分子のアクリルのみで塗料を作り上げました。
超弾性防水塗料
600%の伸縮率を持つピュアアクリル樹脂の仕組み
ECシリーズは、高分子量のアクリル(ピュアアクリル)が、右のように絡み合った構造になっていて、建物に動きが生じた時に、この絡まりが、ゆるくなったり、密になったりして追随します。
※右図は、イメージです。実際には、不規則に絡み合っています。
超弾性による防水性
日本は、地震が非常に多い国です。
直下型の地震に見舞われてしまっては、外壁がどうの と言ってはいられませんが、中小の地震、その他の原因で外壁に亀裂、ひびができた場合でも、その伸び縮みする性質により、ひび割れに塗膜が追随して水の侵入を防いでくれます。
さらに、雨水の最大の侵入経路「目地部」を水の侵入から守ります。
目地を埋める「シーリング材」の上にシリコン、フッ素、無機塗料、などの硬質塗料を施工すると、目地の動きに追随できず、塗膜にひび割れが生じ、その箇所からシーリング部に亀裂が入り、切断されると、水の侵入ができてしまいます。
しかし、ECシリーズは、目地の動きに塗膜が追随するために、ひび割れが出来にくく、水の侵入を防ぎます。
約600%の伸縮率があります。
防水の重要性
建物の不具合を防ぐためには、『防水』が非常に重要に大事です。
外壁からの雨漏れは、住宅リフォームで最も多い不具合です。
水の侵入は住宅の寿命を縮めます。
防水を重要ししたメンテナンスで住宅の寿命を大幅に伸ばすことが出来ます。
ピュアアクリルの特徴:可塑剤を含まないため伸縮性を長期保持
一般的な弾性塗料は塗膜を柔らかくするため可塑剤という成分が含まれていますが、塗膜内の可塑剤は3~5年で気化し、塗膜から抜けてしまいます。こうなると、塗膜は硬化し伸縮性を失うため、防水の役割を果たしません。しかし、EC-シリーズは、可塑剤を一切使用していないため、長期に渡って伸縮性を保持できるのです。
高い遮熱性
ナノセラミック粒子により近赤外線を効果的に反射・放射
EC-5000PCM-IRに含まれるナノセラミック粒子は、塗膜表面にある太陽熱を反射し、熱の侵入を防ぎます。表面温度を最大20度、室内温度を最大5度低下させます。また、塗膜内に吸収されてしまった熱もナノセラミックにより外側に放射されるので、蓄熱も防ぎます。
フッ素樹脂塗料同等の高い耐候性
ピュアアクリル+ポリカーボネートで住居を長期に渡って保護
期待耐用年数15年以上
EC-5000PCM(IR)は、促進耐候性試験(スーパーUV)600時間をクリアー。
紫外線にさらされても長期に劣化しない耐候性を実現しました。
※あくまで試験環境下であり耐候性を保証するものでなく、実際環境下では、下地の状態、施工方法、気象条件により耐候性は異なる場合があります。
樹脂が大きく、紫外線に強い
ピュアアクリル樹脂は一般的なアクリル樹脂より50から100倍大きいのが特徴です。
分子量の大きいピュアアクリルは紫外線によって破壊される樹脂破壊ポイント(結合箇所)が少なく、一般的なアクリルに比べて高い耐候性を保持します。
一方で、塗膜が緻密化するまでに時間を要していました。
有機ガラス配合でさらなる耐候性を実現
EC-5000PCM(IR)は、耐候性をさらに高めるために、有機ガラス成分をブレンドしています。
ガラスには、窓ガラスなどに使用される無機ガラス(シリコン成分)と、
カーポートなどに使用される有機ガラスがあり、塗料の耐候性向上には、無機ガラス成分が使用されることもあります。
しかし、無機ガラス成分は、硬度が高く、ピュアアクリルの伸縮性を妨げてしまいます。
そこで、EC-5000PCM(IR)では、伸縮性を妨げないために柔軟性のある有機ガラス(ポリカーボネート樹脂)を加えました。
有機ガラスは、多くの樹脂の中でもピュアアクリルとの相性に優れており、塗膜の耐候性向上に繋がっています。
また、分子量のピュアアクリルよりかなり小さく、異なる2種類の樹脂を使用することで、隙間なく分子が配置され、塗膜が緻密になるため、より高い耐候性を実現しました。(上の図ピュアアクリル樹脂結合にできている隙間をポリカーボネート樹脂で埋めています)
有機ガラス(ポリカーボネート樹脂)とは?
エンジニアリングプラスチック(エンプラ)の代表として、電気製品や自動車など多くの工業製品に使用されています。
物理的耐性に非常に優れており、光・雨・温度の変化に耐え、衝撃に強く壊れにくい性質を持っています。
最後までお読みくださってありがとうございます。
ご質問、ご相談は、街の外壁塗装やさん さいたま伊奈店
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※このページは、㈱ アステックペイントジャパンのカタログEC-5000PCM-IRver.201602他をもとに作成いたしました。