アステックペイント4:超低汚染リファインMF-IR
街の外壁塗装やさんHPでは、お勧め商品をいろいろご紹介していますが、
さいたま伊奈店(株)リメイクラビット埼玉では、アステックペイント製品も取り扱っております。
美観を長期間保つために生まれた無機成分配合フッ素塗料
アステックペイントジャパンの超低汚染リファインMF-IRは、
汚れの付着を防ぎ屋根・外壁の美観を長期間保持する「超低汚染性」
紫外線への耐性が高いフッ素樹脂に無機成分を配合したことによる「超耐候性」
特殊遮熱無機顔料による「遮熱性」
熱の吸収要因となる汚れが付着しにくいことによる「遮熱保持性」など
屋根・外壁の美観を保つためのあらゆる機能を有する塗料です。
高性能塗料の特徴と課題
変性無機塗料や光触媒塗料などの、高機能塗料は1つの機能に特化しているものが多く、メリットが大きい分弱点があるのも事実です。塗料の性能によっては耐汚染性が低いと汚れが定着したり、耐候性が低いと艶引けや色あせなどが発生し塗膜本来の役割がはたされないことも。
超低汚染リファインMF-IRは、美観の保持に必要な、「高耐候性」「低汚染性」「遮熱性」「遮熱保持性」などの機能を有し、塗膜の劣化要因を最大限防ぐ塗料として誕生しました。
超低汚染性
超親水性を持つ塗膜が塗りたての美しさを長期間保持する
超低汚染リファインMF-IRは、特殊強化剤(無機成分)を配合することにより、超親水性(水がなじみやすい性質)に富んだ塗膜を形成する塗料です。親水性を有するため、汚れが付着してもその汚れを雨水が洗い流し、屋根・外壁の美観を長期間保持します。
※新水化が発生するまでに2~3ヶ月程度要します。
超低汚染性を有する理由①
フッ素樹の表面に無機の特殊強化剤を固着
一般的なフッ素樹脂は耐候性に優れているものの静電気を帯びやすく、汚れが付着しやすいのが弱点でした。超低汚染リファインMF-IRはに使用しているフッ素樹脂は表面に無機成分を固着させることにより、帯電性の低い親水性の塗膜を形成するため、塗膜に汚れが付着するのを防ぎます。
超低汚染性を有する理由②
無機成分(特殊強化剤)の持つ超親水性
無機成分(特殊強化剤)が持つ極めて優れた親水性により、塗膜に付着した汚れと塗膜の間に雨水が入り、汚れを洗い流すことで塗膜に定着するのを防ぎます。
超低汚染リファインMF-IR汚染性比較試験&防汚染評価促進試験
塗膜表面をカーボンブラック分散水(排ガス等の成分)にて汚染させた後、水で洗浄し、汚染前と洗浄後の明度の差を計測しました。その結果超低汚染リファインMF-IRは、他社の塗料と比較し、明度の低下が非常に小さく、低汚染性に優れていることが確認されました。
カビや藻の発生を抑え、長期間の美観保持に貢献
「JIS Z 2911かび抵抗性試験」及び「藻抵抗試験※社内試験による」に合格。美観保持力の向上につながるとともに、アレルギーの原因にもなるカビを抑制する、健康にも優しい塗料です。
超耐候性
優れた超低汚染性を備えながら、従来のフッ素塗料を凌ぐ超耐候性を実現
促進耐候性試験(キセノンランプ式)において6000時間が経過した後も光沢保持率80%以上を保持(耐用年数20~24年相当)。
超耐候性を有する理由①
完全交互結合型フッ素樹脂の採用+無機成分の固着
交互性の低い一般的なフッ素樹脂は劣化しやすい結合箇所があり、紫外線により破壊・劣化が進行します。対して完全交互型フッ素樹脂は、規則的な交互結合のため結合力が強いう上、劣化しやすい結合箇所をなくすことで高い耐候性を発揮します。さらには、劣化に強い無機成分(特殊強化剤)をフッ素結合に固着させることで、さらなる耐候性の向上を実現しました。
超耐候性を有する理由②
塗料樹脂の劣化因子であるラジカルの発生を抑制する顔料を採用
一般塗料の白色顔料「酸化チタン」は、紫外線の影響を受けるとの劣化因子「ラジカル」を発生し、周辺の樹脂を破壊、劣化させてしまいます。超低汚染リファインMF-IRは、はこのラジカルによる樹脂の劣化を抑える、シールド層を有する高耐候性白色顔料を使用。これにより劣化の進行を抑える事ができます。
しなやかで強靭な塗膜
柔軟性と強度を兼ね備えた塗膜が下地の動きに対応し、表面にひび割れが起こりにくい
超低汚染リファインMF-IRは、優れた柔軟性を有することで、下地の動きになどにも塗膜が対応するため、塗膜表面のひび割れが起こりにくく劣化の進行を抑えます。
遮熱性
優れた遮熱性により室内の温度上昇を抑え、生活環境を快適に
超低汚染リファインMF-IRは、特殊遮熱無機顔料の使用により、近赤外線(太陽光のうち温度上昇の原因となる波長:780~2500nm)に反射する塗膜を形成。室内温度上昇を抑え、生活環境の快適化に貢献します。さらには、熱により塗膜が劣化するのを防ぎます。
遮熱性のメカニズム
遮熱効果の高い、特殊遮熱無機顔料を使用したことにより近赤外線を効果的に反射し、室内の温度上昇を抑える、高い遮熱性を実現しました。
超低汚染リファインMF-IR遮熱性比較試験
遮熱性比較試験
アステックペイントジャパン第一工場にて
◎施工前 2015年5月22日 外気温33.3度
◎施工後 2015年6月12日 外気温38.7度
遮熱保持性
優れた超低汚染性により、長時間にわたり遮熱効果を発揮し続ける、「遮熱保持性」を実現
一般の遮熱塗料は経年とともに付着した汚れが熱を吸収するため、徐々に遮熱効果がていかしてしまいます。
超低汚染リファインMF-IRは、超低汚染性を持つ塗料であるため、長時間経過しても、一般の遮熱塗料よりも遮熱性能を発揮し続けます。
遮熱保持性比較試験
防汚材料評価促進試験
塗膜表面をカーボンブラック分散水(排ガス等の成分)にて汚染させて後、水で洗浄し、汚染前から洗浄後の日射反射保持率を計測しました。
その結果、超低汚染リファインMF-IRは、他社の塗料と比較し、遮熱保持性に優れていることが実証されました。
最後までお読みくださってありがとうございます。
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※このページは、㈱ アステックペイントジャパンの超低汚染リファインMF-IR カタログver.201709をもとに作成いたしました。