北本市でスレート(コロニアル,カラーベスト)屋根の下塗り&タスペーサー設置
屋根は、高圧洗浄を終え、塗装前に、スレート瓦(コロニアル、カラーベストとも呼ばれる)のヒビや棟板包みの釘浮き等の不具合の補修を行いました。
今日は、屋根の下塗りです。
下塗りが乾いたタイミングでタスペーサーも設置しました。
スレート屋根下塗り

スレート瓦屋根の下塗りの作業です。
塗料は上塗りに使用するアステックペイントの遮熱塗料「スーパーシャネツサーモSi」と相性の良い「サーモテックシーラー」のグレー色です。
「サーモテックシーラー」とは、同じくアステックペイントの塗料で、遮熱塗料でもあります。
下塗り材も、中塗り、上塗り用塗料も遮熱塗料を使用ですので、遮熱効果が、ダブルで実現されます。

下塗りを終え、数時間乾燥タイムです。
タスペーサー設置

雨から守る、屋根の瓦ですが、(特にスレート瓦の)重なり部分には、隙間を設けていないと毛細管現象他で瓦裏等に入った水分の出口が無くなり、なんと雨漏れの原因にもなるのです。
スレート瓦は、他の瓦と比較して薄く、平らにな形状です。その為、瓦と瓦は、比較的ピタッと重なり合っています。建築当初は、瓦間に隙間がうっすらあり良いのですが、2回3回と塗り替えをすると、多少空いていた瓦重なり部の隙間がペンキで塞がってしますのです。
これを、タスペーサーと言う部材他を使い隙間確保します。この行為を縁切りと言います。
タスペーサーは、通常下塗りが乾き、中塗り前のタイミングで設置します。

タスペーサーの設置作業です。写真の道具はタスペーサーのメイカー製取付専用工具のエスパッターです。
これがなければ、スクレーパー(へら状の刃と持つ手が付いた工具)や、縁切りに使うカッターなのでエンカッターと呼ばれる工具を使い隙間を確保し、タスペーサーを大体等間隔でスレート瓦に差し込んでいきます。

赤丸印がタスペーサーです。
これで、中塗りの準備が出来上がりました。
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